とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
« 化粧
|
メイン
|
末期症状 »
富裕層を狙う
[日常] 物を書いたり考えたりするときに、田園調布界隈をうろうろしていることが多く。
気づいたのは、なんだか怪しげな施設や会社が多いということ。超音波セラピー(仮名)とかサンダー療法(仮名)とか、非科学的(と思われる)医療施設とか、新興宗教施設とか。
人の弱みにつけ込むという点では、貧困層の多い町なんかが有効なのかなとか思ってたけど、そもそも利用者がお金持ちじゃないと継続的な利益を得られにくいという点では、富裕層をターゲットにするのは理にかなっているのかもしれません。お金は持っているけど、リテラシーは低いという層。
あと、不幸な人を○○セラピーで実質的に幸福にさせることは難しいけど、富裕層なら勝手に○○セラピーのおかげで今がある! ××教のご加護! と思ってくれそうだし。
---------
年末なので、区役所も郵便局も混んでいて。
支払わなければならないものをすっかり溜め込んでいたので郵便局の窓口に並んでいたのだけど、窓口の数よりも従業員が少なくて大変そうだった。一つ一つの処理が遅いわけではなくて、単純に人が足りていないという感じ。
で、ふと入口のほうを見ると「保険アドバイザー」と書かれた机にちょこんと座らされていたおじさん(局員)は、いびきをかいて豪快に眠っていた。いや、そこにずっといなくていいから空いてる窓口で他の対応をしてよ、と思ったのだけど、きっとその人を窓口に置いても何の役にも立たないのだろう。会社には必ず一定の割合でいるよね、こういう人。
勿論、保険のアドバイスも大してできないんだろうと思う。
Tweet
日常 日時: 2015年12月15日 14:12 |
パーマリンク
« 化粧
|
メイン
|
末期症状 »
とくおNOW