とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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化粧
[日常] 毎日ではないけど、満員電車に乗り合わせることがあります。
他人と狭い空間を共有しなきゃいけないというのは相当なストレスをお互い感じるわけですけど、あの、人に全体重を委ねて自立することを諦めちゃってるおじさんとか、かなり嫌ですね。いや、僕はあなたの敷き布団じゃないんですよと言いたくなる。
で、こんな奴をヨイショしてあげる義理は無いと思って、本当は逃げるスペースなんて無いんだけど、おじさんが油断してるタイミングを狙ってサッと身体をずらすことにしています。電車が揺れるタイミングとか。
ただ、そうすると違う第三者に雪崩れていって、それはそれで申し訳なく思ってしまうのですが。
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今も昔も、電車の中で人目を気にせず化粧をする女の人っているでしょう。
世間的には、みっともないとか、人に見せるもんじゃないとか、そういうことを言われる対象だったりするわけですけど、僕は別にそういうのはどうでもいいんです。
なんというか、「そこに福山雅治が乗ってきたらどうする?」と思ってしまうんですよね。うまく言えないんですけど、それでも化粧し続けるのかな?と。※その女性が福山雅治のことを好きだと仮定した上での、たとえのようなものです。
たぶん化粧をした自分が活躍するメインの物語(合コンとか女子会とか)があるんだと思うんですけど、その過程である電車内をあまりにも軽視しすぎてるんじゃないかと。途中で大事な場面が現れたらどうするんだろう、と他人ながらドキドキしてしまうのです。
あとはね、「俺はお前のエキストラじゃねえ!」という気持ちも湧いてきたりして。エキストラでもないのかもしれませんが。
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日常 日時: 2015年12月12日 21:54 |
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