とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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デブストリーム
[日常] 打ち合わせに行った会社のトイレが溢れていました。
個室からどんどん水がフロアに出てくるので、僕はそれを避けながら、フロアに水が浸される前に用を足して退散したんですが、僕と入れ違いに入って来た人は、その広がる水たまりを前にして「なんだなんだ!? ヤバイんじゃないか? ヤバイぞ!?」と、いちいち緊急事態を声に出しててちょっと笑いました。これは掃除の人しか対処できないだろうから、早く退散したほうがいいのに、しばらく「ヤバイぞ!?」と独り言のように言っていました。
ひょっとして、僕が詰まらせた人だと思って、僕に言っていたのかも。
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食欲が止まらないです。また、デブまっしぐらです。
昨年からやってきた「あんまり食べないダイエット」は、それなりに効果がありました。普通、ダイエットといえば「運動する」とか「バナナにする」とか、方法は無数にあるけれど、それは全部何かの習慣を「足す」という行為になってます。それって本来は必要のないことで、問題が余計にややこしくなっているだけだと思うのです。
太ってる人は食べてるし、痩せてる人は食べてない、というごく簡単な真理。これが強い説得力を持って世に浸透しないのは、「食べてる、食べてない」という表現の、量の絶対的な比較がされていないからです。つまり、痩せてる人の「いっぱい食べた」は太ってる人の「あんまり食べてない」と同等かもしれないし、両者の会話がそもそも噛み合っていない。
だから、「あの子は食べてると言ってるのに痩せている。私はあんまり食べてないのに太っている、ということは、これは体質に違いない」という誤解が生じてくる。完全にデブの発想です。
かくいう私も、デブ・ストリームに入ってしまったようです。抜けたい。
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日常 日時: 2015年11月21日 00:40 |
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