とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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心のチャイム
[日常] 歯が抜ける夢は、昔からよく見るのですが。
もう最近は、ホントに抜けたんじゃないかと思わせるぐらい、あの手この手で自分を騙してきます。たとえばこんな感じです。
「グリッと口の中で違和感……あ、抜けた? 歯が抜けた? いや待て、これは夢だろう。前にもこういう感触はあったが、結局ぜんぶ夢だった。夢の中で夢だと気づくパターンである。この年でそんな簡単に歯が抜けたりはしないのだ。……おや。待てよ、ひょっとして夢じゃないかもしれない。口の中に手を入れてみると、確かに歯が取れた。これは紛れもなく歯である。やばい、これはホントだった。夢なんかじゃなかった! すぐに歯医者に行かねばならない。歯医者だ。この近くの歯医者はどこだろうか。歯医者に行かなきゃと思ってるこのリアリティ、この胸のざわつき、夢であるはずがない!! やばいぞ!!」
……夢だった。という具合である。
初期の頃は、グリッと抜けた感触だけだったのに、最近では歯医者に行こうとする直前まで物語が伸びてきている。ゆくゆくは入れ歯を作ったあたりまで伸びてから覚めるのではないだろうか。
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あー今日も大した仕事しなかったなー、と思って一日が終わることがまあまあある。
自分の中に実行する部隊と監視(監督)する部隊があるのだけど、どうもこの監督してる人が甘いというか、まったく仕事をしないので、結局実行部隊が自主的に動くしかなく、学校で「自習です」と言われて誰も自習なんかしないというような状態になっているのです。
多くの人がそうだと思うけど、実行部隊はわりと優秀なんです。優秀な管理者がいない。心のチャイムが欲しいです。切実に。
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日常 日時: 2015年10月05日 22:44 |
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