とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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別離
[日常] 京浜東北線と山の手線が並行しているホームがあって。
僕は京浜東北線に乗っていたのだけど、おじさんが向かい側の山の手線に移ろうとホームに降りたものの、山の手線はすぐにドアが閉まってしまい、じゃあ仕方なく元の電車に戻ろうとしたら今度は京浜東北線のドアも閉まって、ホームに残されていた。
あるよね、そういうテレビゲームみたいなこと。
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よく友達とか親子が、ドア一枚を隔てて電車とホームで分かれてしまう、なんて場面に遭遇する。
高校生同士の下校ならば「あーーー!(分かれちゃったね) まあ、またねー!」みたいな感じでいいのだけど、小さい子とお母さんみたいな組み合わせだと、よくパニックになってる。たいてい、「あー、どうしよう」という顔のまま、何か示し合わせる時間もなく、電車が出発してしまう。これ、何か事前に決めといたほうがいいのでは。
ホームに残された身としては、次の電車に乗って目的地まで行ったほうがいいのか、戻ってくるのを待ったほうがいいのか、そのジャッジが難しい。
こないだは、電車に乗ったお母さんがホームに残された子供に対して、一生懸命「下、下」と指をさしていたのだけど、Stay here なのか、I'll be back なのか、同じ電車に乗ってる僕ですら、分かんなかったなぁ。
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日常 日時: 2015年07月25日 10:06 |
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