とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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勝ちの記憶
[日常] 一日時間があったので大阪に来ました。
地元のはずなのに、いつも駅の乗り換えは迷います。特に御堂筋線から南海電車に乗り換えるとき、途中で案内表示がなくなります。案内することに飽きないで!
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先日、御成門と言いますか、虎ノ門と言いますか、その中間で打ち合わせでした。
ちょうど打ち合わせをしている隣の会議室で、その会社の新入社員面接が行われていて、「雨にも負けず、風にも負けず――」という宮沢賢治の一節を引用して「僕は今まで負けたことがありません!」と言っている声が聞こえてきました。
「うそだぁ~」と面接官。それが彼にとって最初の負けにならなければ良いのですが。
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何を勝ちとするか、負けとするかは人によりますが、たいていの人は「負け」の記憶が色濃く残っていると思います。ここぞという時にジャンケンに負けた記憶、バターを塗った側のパンを床に落とした記憶、二次会のビンゴに当たったことがない、などなど。
なので、極力忘れやすい「勝った」記憶は、意識して覚えておくようにしています。自分を肯定する力も(他人に自慢しなければ)大事だと思うので。
最近「勝ったな」と思ったのは、新横浜で新幹線の切符を発券できず(JR東日本と東海が互いに協力しないため)、もう乗り遅れたかな、と思ったけど発車10秒前に滑り込むことができたこと。
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日常 日時: 2015年05月25日 21:26 |
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