とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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沈黙
[日常] つい最近までは。
職業柄もあるのだけど、もともとの性格として「ええ~!」と思うことはストレートに「ええ~!」と言ってきたし、突っ込みたいことがあれば「おいおいおい!」と反応してきたけれど、極端な話、こういうものは黙っていたほうが”得”であることが多い。
得というとそれはそれで語弊はあるけれども、いちいち正論を振りかざして訂正しようとしても、伝わるのはその主張の正しさより、我欲の強さのほうが大きいということ。
とくに大勢がいる場面では、「そのアイデアは違うんじゃないかな」と思ったとしても、早押しクイズのように「いや、そうじゃなくて」とは言わないように心がけている。そんな即座に意見を訂正されて気分のいい人はいないし、本当にダメなアイデアはいずれ違う人が訂正してくれるだろうから。”気づき”の速度なんて誰も評価してくれない。
あと、歳をとって分かったのは、「あの人、今は黙ってうなずいてるけど、絶対に良いと思ってないよな」と気づいている人が多いということ。理解者がいると思えば、そんなに慌てて自分の主張をしなくてもいいというか。
ただ、あまり黙っていると「あいつ人の話、全然聞いてねえな」となってそれはそれでまずいのだけど。
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日常 日時: 2014年10月09日 20:00 |
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