とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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自分を負の方向に盛り立てる
[日常] 仕事の関係で、イラッとする内容のメールを受け取った。
何だか失礼な印象を受けて、そのことを何かに(このような日記に)書こうかとも思ったのだが、深呼吸してよくよく考えるとそれほど腹を立てるほどのことでもなく、ましてや他者の共感を得るべき話でもないことに気が付いた。
しかしながら、必要以上にムッときたのはなぜだろう?
この歳になって何となく実感してきたことだが、イラッときた現象を冷静に見つめてみると、そこまで大したことではないのに、気づかぬうちに途中から自分で「イラッ」とする感情を付け足して増幅させているのだ。それはきっと、その後大きく何かに発散するためであり、よく考えると自作自演に近いのである。
ネットのコメント欄とかもそうでしょう。自分の生活とは関係ない事象で大して腹を立てる必要は無いのに、わざとイライラして、自分の感情を負の方向に焚きつけているのだから。
自分の場合は、よく寝てよく食べていれば、たいていのイライラは小さな種の段階で消滅するものかもしれません。
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日常 日時: 2014年04月15日 00:07 |
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