とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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プレゼントの演技
[日常] テレビなんか見てると、プレゼントを渡したりする場面で。
「開けてみて」とか、「開けてみていい?」とか言ってその場でがしゃがしゃと包みを開けることがあるでしょう。あれって僕にはあまりその良さが理解できていなくて、できることなら家に持って帰って開けたいし、自分が渡すほうなら、目の前で別に開けてくれなくてもいいな、と思ってしまうのだ。
だって、プレゼントの中身が相手にとって必ず素晴らしいもので喜ばれるとは限らないし、中身を見て喜ぶ顔がみたいとかいう理由で開けさせるのだとしたら、それはちょっとポジティブすぎやしませんかと。
個人的な体験から言うと、開けてみてコメントしづらいものだったりするときに「わあ、嬉しい!」と演技する自信がないし、逆に相手が嘘を言っているときにはすぐに分かってしまうので(芝居の嘘は)、あんまり嬉しそうじゃないのに嬉しそうな演技を目の当たりにするのも、つらいのである。
あと、プレゼントを開けてみたときに、あまり嬉しくなくてテンション上がらず、そのまま冷静に「嬉しい……」と噛みしめて本気度を伝える演技法ってあると思うんですが、それも演技だと分かります。相手にバレたくなければ思い切って上げたほうがいいです。
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日常 日時: 2014年03月06日 11:13 |
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