とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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ハイリスク・ローリターン
[日常] ぼくが一昨日、甲州街道で覆面パトカーに捕まった同じ頃。
同じ甲州街道で同時刻に誘拐犯が捕まっていました。今思えば、この日はパトカーも白バイも、どこからかき集めてきたんだろうと思うくらい不自然に多かったのです。それもそのはず、誘拐事件が発生していたので、東京中のパトカーと白バイが甲州街道や環八通りを占めていたのでした。(白バイ隊員は、バイクを降りて目を凝らすように通り過ぎる車を見ていたし)。
通報から45分での逮捕は、偶然かもしれませんが良くやったと言わざるを得ません。
身代金誘拐は犯人にとって(お金を得るという意味では)ハイリスクで勝ち目のない犯罪と言われています。警察は誘拐事件に馴れているけど、犯人はたいていの場合ビギナーです。犯人はそのことがよく分かっていない。相手にする数も違うし、「人物を誘拐」し「犯行を宣言」してから「現金を受け取る」というプロセスのすべてにリスクがあります。これを生業にしていない限りは成功させるのは難しいでしょう。
犯人に入れ知恵するのもヘンですが、最初に人物を誘拐することが間違っていると思います。「いついつまでにお金をくれないと、子供はいつか誘拐し殺す」という脅しにしといたほうが、犯人側のリスクは少なくなります。
容疑者の一人は時間指定を守らないあの運送会社の社員らしいですが、いくらなんでも人を運んではいけませんね。
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日常 日時: 2013年11月08日 00:24 |
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