とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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意識
[日常] 今年はついに、春がなかったぞ!
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新国立劇場の舞台に俳優さんが寝坊して中止になったニュース。
劇団をやっていると、同じような危機感にさらされることはたまにあります。過去、照明さんが開演1時間前になっても現れず、電話しても出ず、結局スタッフがタクシーで迎えに行ったら家で寝ていて、開演5分前に到着してギリギリ幕を開けた、なんてこともありましたし、同様に俳優が5分前まで到着しなかったこともありました(その時は事前に連絡がありましたが)。
代わりがどうしても利かないものかと言われれば、中には芝居の中身を熟知している演出助手の人とか、演出家が代わりに出ることもあるでしょうけど、基本的には1ヶ月あまり稽古してきたものを急に他の人がやろうとしてもなかなかうまくいきません。台詞も覚えられないし。
そういう意味で、舞台というものは危うい可能性の上に立っています。だから舞台役者や演出家は、まったく台詞がないのに舞台に立たなきゃいけないとかいう夢を見るのでしょう。本件の田島さんは今後、寝過ごした夢を見続けることかと思います。
まあ、あと寝坊・遅刻者を管理する側の人間から言わせれば、睡眠障害などの病気でない限りは、寝坊する人というのは「(仕事に対する)意識が低い」以外の理由はありません。
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日常 日時: 2013年04月24日 13:42 |
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