とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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Eさんの逆襲
[日常] 31日、サイゼリヤ納め。
30歳を越えると、もはやサイゼリヤにいる若い男女が「中学生なのか、高校生なのか」判断がつかない。きっと自分が高校生や大学生ぐらいの時には分かったと思うのだけど。
ということでちょっと離れたテーブルでは中学生と高校生の間みたいな年齢の男女5名のグループがたわいもない話に花を咲かせている。その水面下でおきている男子のウキウキ&パニック具合から、次のような関係性がうかがえた。
A君はCさんのことが好き
B君もCさんのことが好き
DさんはA君のことが好きだけど片思いなことは分かっている
Cさんは自分に矢印が集まっていることに気付いていない
Eさんには矢印の出入りがない
みんなが悩んでいるところに一人だけ分かっていない人、それもまた魅力の一つになっちゃっているというパターン、中学生あるあるだ。ただ、Cさんはグループに変な波風が立たないよう、矢印なんてこの場には存在しない、ということにしているようにも見える。
もう会うことはなかろうが、密かにEさんの逆襲に期待している。
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日常 日時: 2012年12月31日 14:38 |
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