とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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偉人の振る舞い
[日常] たまに、ほぼ日のコラムで「なんで(エッセイが)毎日続いているか」という内容の時がある。
たぶん、書くことが本当に何も無いんだと思う。そういう時にも、「大したことを書こうとしてもダメだ。自分の書けることを書くしかないのだ」というような内容で、なんとかスペースを埋めていた。
どうやって毎日続けるか、ということを書いて乗り切るなんて、すごくメタな手法だ。10年以上続けて来たからこそたまに使える技だろう。
僕なんかもっとひどい。「他の人がなんで毎日続けることができているか」ということを引用して今日の日記を乗り切ろうとしているのだから。
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村上春樹氏がノーベル文学賞を「逃し」た。
こういう「賞もの」はその権威が増せば増すほど「獲るためにやっているわけではない」というスタンスを保たなければならず、不用意に悔しがったり喜んだりしてはならないのだろうと思う。
正しいリアクションは「別に」だ。
これは本物の偉人にのみ出来うる振る舞いで、発表があった瞬間、山中教授は洗濯機を修理していて、莫言さんは食事をしていたらしい。
普通の人の感覚なら、自分が賞にノミネートされていて、発表の時間が迫っていたら気が気でなく電話の前でがっちりスタンバイしてしまうだろう 。洗濯機を修理しようものなら余計に壊してしまうだろうし、食事もろくに喉を通らないかもしれない。
僕が何かにノミネートされたら是非、発表の瞬間は「燃えろプロ野球」をやっていたい。
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日常 日時: 2012年10月11日 23:13 |
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