とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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雨だから縁起がいい
[日常] ジメジメと雨の多い六月。
こんな雨ばかりで、本来なら結婚式なんてそぐわない時期に「ジューンブライド」だなんて、それらしい名前をつけて六月の結婚件数を増やそうだなんて、これはきっとブライダル業界の策略に違いない! と思っていたのだが、ジューンブライドは雨の少ないヨーロッパから入ってきたものなんですね。まあ、日本で流行らせようと思ったのはブライダル業界だと思うけど。
「雨降って地固まる」や、「雨が降る」というのが転じて「降り込む」になり、「幸せが降り込んでくる」という意味になり、縁起がよいともいわれています。
などと紹介されているサイトもあり、かなり強引だ。「雨で幸せが流れる」「雨は悲しみの涙」などと、いくらでも言いようがあるのに!(だいたい験かつぎというのはろくなものがない)
ちなみに雨降って地固まる。というのは本来、もめ事など悪いことが起こったあとは、かえって前よりもよい状態になる、という意味であって、あれこれ揉めていることが前提となります。両親の猛反対とか、略奪愛とか、式の当日に花嫁が失踪とか。
六月は祝日がないのでしんどいですね。夏至を祝日にしてほしいものです。太陽=希望の光がいちばん長く降り注ぐから縁起がいいというか、なんでもいいので、そんな感じで!
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日常 日時: 2012年06月16日 23:25 |
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