とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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宇宙の孤独
[日常] チャリティというのは音の響きから小銭でOKな印象がある。
これがバッサバッサとかサツタバティとかいう名前だったら紙幣が中心に集まるんじゃないだろうか。お賽銭とかもそう。銭と言ってしまうから単価が下がる。ぼくが神社の人間ならお賽札箱と言いたい。
もしくはお賽小切手箱。あざとすぎて誰も近寄らないかもしれませんが。
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もう最近は宇宙飛行士も行って帰ってくるだけではなくて、150日とか300日とか、長期でお仕事(研究)をする人が増えている。単一ミッションでの最長記録は437日ということらしい。
これは宇宙と無縁なぼくがいつも考えることなのだが、宇宙に行ったはいいものの、ミッションの途中で「打ち上げはもうしばらくやめることになりました」とか、「世界戦争で国がなくなりました」とかになったらどうしよう、ということだ。
無線のむこうでかすかに「お前が言えって」「バカ、お前が、」とか聞こえるのもいやだ。
まあ、世界戦争が起きたなら地球に帰ってもしょうがないかもしれないが、自力で地球に帰るすべが無いというのは、不安だろうと思う。実際の宇宙飛行士も、定期的に来る無人補給機が来なくなったり、全然ちがうところにドッキングして粉々に破壊する夢とかを見ていると思う。
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日常 日時: 2012年06月14日 23:40 |
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