とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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相撲にならう審判制度
[日常] 大相撲は行事がミスをしても、土俵の下の審判団が訂正する。
どの世界も審判が人間である以上は、それに任せるしかないとは思うのだが、やはり明確にビデオ再生ができるようになった今では、フィールド審判の上位に「大審判様」のような人がいて、あまりにも適切じゃないジャッジに関しては、のそのそと出てきて訂正したり、それが続けば審判に対してレッドカードも辞さないみたいなことがあってもいいかなと思った。
もちろん、試合がいちいちそんなことで止まってはいけないので、大審判様はなかなか出てこない。誰もが認めるような誤審が無ければでてこない。レアな存在だからこそ、観衆やプレイヤーの不満が最高潮に達して、ゆっくり出てきたときに盛り上がるのだ。
「お、笛がなったぞ? これは何だ? 出たー!大審判様だーー!!」と興奮する実況アナウンサー。ポロシャツを着た巨漢の大審判様がのそのそと主審に近寄っていき、主審は必死に自分の公平性をアピール。しかし無情にもレッドカードが掲げられてしまう。
何なら、その後にマイクで説明があってもよいだろう。「ただいまの判定ですが、買収の疑いがあるためファウルは無効とし、主審は退場となります!」
ウォオオオオオ!とスタジアムは歓声に包み込まれて。
しかし大審判様すら買収されていることもあるので、最終的にはFIFAの一室で、界王審判様がモニターを見つめてそれらを監視している。そしてその界王審判様の上には、さらに魔人審判様というのがいて・・・・・・。
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日常 日時: 2012年06月12日 23:30 |
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