作家の仕事部屋
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[日常] 夢を見ていて、すぐ後に目が覚めたとき。

あ、今のなんか面白かったかも!と思ってたまにメモを残したりすることがあるのだけど、朝起きて見返すと別に荒唐無稽なだけで、特別な驚きは無い。あの夢に対する過大評価は何なのだろう。

そういえば夢って、記憶を整理するためだとか、いらないものを消すためだとか言われてるから、こんなふうにメモに残したらまた記憶に戻ってしまって、脳からしてみれば何してんねんって感じかもしれない。

またその記憶が夢に出てきて、それをメモに取り・・・・・・。


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本日の読書。



これはいろんな作家さんの、仕事に対する自分なりのルールとか、「こういうところでなら書ける」みたいなことが書いてある本で、全体的にダメ人間な空気が漂っている。

たとえばジュリアン・グラック氏は一日二時間しか仕事をしないし、A.P.ド・マンディアルグ氏は、筆が進むのはパリとヴェネツィアだけだと言っている。田舎の風景が目の前に広がっていないと書けないと言う作家もいれば、うるさいところでしか書けないという作家もいる。

クリスチアーヌ・ロシュフォール氏はその中でもこだわりが強い。

自分の気に入った環境を探しあてるのに十年かかりました。私にとって必要なのは、高級住宅地ではないとしても一種の調和のある町、一風変わっているけれども静かな場所、それに近代的でない家、さもなければなにか特別なことのある家、たとえば窓から木が見えるような家だったのです。

うるっせえよ、ってな感じだ。いつかこんな要求をいけしゃあしゃあとしてみたいものです。


日常 日時: 2012年06月25日 23:12 | 

とくおNOW

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