とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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視聴率は視聴者に不要
[日常] 視聴率とはいい加減、一般の視聴者には秘密にしたらよいと思う。
何が何パーセントだったとか、10パーセントを切ったとかいうのは、本来テレビ局とスポンサー以外は知る必要のない情報である。そもそも視聴者が視聴データを把握しようとする力学が変だ。スーパーで買った肉が美味しいかどうかを判断するのに、その日に店が肉をどれだけ売り上げたかなんて知っても仕方がないのと同じだ。
視聴率にかかわらず、昨今は「客観的」とされるデータが溢れているおかげで、自分の眼で判断することをやめてしまっている人も増えた気がする。インターネットの感想サイトを見ると、このドラマは10パーセント切っているから面白くないとか、30パーセント超えているからさすがだとか、数字ばかりを気にしているのだ。スポンサーでもあるまいし。もしかして彼らはスポンサーなのか。
昨年から、野球中継はそそくさと月間視聴率みたいなものを非公表にしたらしい。低い視聴率は公表することでさらに低下に拍車を掛けるということなんだろうか、その意図はよく分からないけれど。まあ、世知辛い世の中ですな。
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日常 日時: 2012年04月27日 23:30 |
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