とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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料理が下手な私
[日常] 自慢じゃないが、料理が下手である。
焦げる、炒めすぎる(水分が無くなる)、ベトベトになる(油分が多い)、味が無い(塩加減を間違えている)、堅い(火が通ってない)などいろいろな事象はあるが、そうなる理由は、突き詰めていくと一つだ。
いつも、火加減と時間の戦いに負けているのである。
料理は火をいれると、その後に熟考したり躊躇する時間はない。戸惑っている間も常に素材は化学変化を起こし続けている。そのノンストップ作業の中で、うまく素材を熱して味を付け、仕上げていく手際が僕にはとても難しいのである。
今日はアンチョビと鷹の爪、オリーブオイルなどを使ってシンプルなペペロンチーノをと思ったのだが、途中、なんでか中華みたいな炎が出たりして一悶着の末、出来上がったのは「黒・油そば」だった。
「黒・」とか言ってるけど焦げただけである。時間を止めてじっくり作ることができたら、もう少しまともなものが作れると思うのだけど・・・。
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日常 日時: 2012年03月07日 23:42 |
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