料理人の地位
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[日常] 飲食店というのはとても歴史が古いんじゃないだろうか。

どれぐらい遡ればいいかは分からないけど、原始時代というか、まだマンモスとかを追いかけていた頃から、飲食店の原型みたいなものはあったんではないかなあと。

やはり、同じ食べるならできるだけおいしい方がいいだろうし、料理はそれこそ女の仕事だったかもしれないけど、中には「狩りには行けないけど、すごく料理の腕前はいい男(女)がいる」なんて村で評判になったりして、彼も生き残るために「その素材・・・僕が美味しくしようか?」なんて申し出たりして。

最初のうちは「じゃあ、この肉をおまえが調理しろ。お前にも分けてやる」とかいって依然、狩ってきた人間の方が優位でとても偉そうだったと思うんだけど、

そのうち、「狩りには行けないけど、いい槍が作れるよ」とか「狩りには行けないけど、マッサージはうまいよ」なんて仕事が多様化していって、料理人の地位も相対的に上がっていったんじゃないかなあと。男子が小学生のうちは足が速いだけでモテたりするのは、そういった名残なんだと思いますね。

本日もとくお組に来てくれてありがとうございます。(ほぼ日風)


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本日、3月3日(土)の夜に「クッキング!Vol.03」という舞台をします。




是非是非ご贔屓に。


日常 日時: 2012年03月02日 23:31 | 

とくおNOW

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