とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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倒れてくる自転車に挟まれて
[日常] 夜、自転車を漕いでいて。
急な坂道を上れなかったので、押して歩こうと自転車を降りたときに、荷物を載せた車体がグーッと自分 の方に倒れてきた。「ええーーー!」と思いながらそのまま重みに耐えきれずに身体が地面に挟まり、路肩にヒザを強打した。
ジーンズの膝は破けて穴が開き、中は激しく擦りむいて血だらけになった。ジーンズがうまくガードしてくれたおかげでちょっとお肉がえぐれただけで済んだが、履いていなかったらもっと痛いことになっていただろう。まあ、ズボンを履いてないなんて状況はありえないのだけど。
泥だらけのボロボロのジーンズで、泣きたい気持ちを抑えながら帰宅を急いでいたのだが、ふと、さっきは何で自分の自転車が倒れたのだろうと疑問に思った。自転車を降りたときに足を滑らせたような気もするし、強い風が吹いた気もする。ハンドルの手を離してしまったのかもしれないが、痛くて思い出せない。
そうこうしているうちに自宅までの最後の坂道に差し掛かったので、再度自転車を降りようとしたのだが、思い切りコートをサドルに引っかけて、またグーッと自転車が自分の方に倒れてきた。
これだ!これだった!!さっきもコートが引っかかったんだった!!
これでまた膝を打ったら、もう二度とマウンドに立てなくなってしまう。必死にコートを払い、自転車を抑えてなんとか二回目の転倒を防いだ。
帰ってきて消毒したけど、やっぱり膝がちょっと減ってる気がした。皆様もコートやマフラーをいろんな物に引っかけないよう、気をつけてください。
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日常 日時: 2012年01月05日 23:13 |
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