[日常] 昔は書き初めなどをやってた時期だ。
ぼくは小学校を卒業するまで習字を習っていたのだが、転勤で引越をする度に教室も変わったので、合計で三つの教室を渡り歩いた。
最初に通っていた習字教室が、ダイエーみたいなデパート(スーパー)の上階にあるカルチャーセンター的なところでやっていて、いつも習字が終わる時間=デパートの閉店時間となっていた。そのため、帰る頃にはいつもフロアの電気が消えていったりエスカレーターが止まったり、シャッターが降りていったりしてすごく焦らされた。
今思えば客が中にいるのに出口を閉められるわけはないのだが、子供にとってはもしデパートにこのまま閉じこめられたらどうしよう、そうなったら食料品コーナーでパンでもつまんで食いつなぎ、ジュースでも飲んで、四階の寝具売り場の布団で寝て・・・、いや、真っ暗なデパートの四階なんて、マネキンが襲ってくるかもしれないのに一人で行けないぞ!?なんて勝手に妄想を広げていたのである。
そういう幼少期の思い出が影響しているかどうかは分からないが、今でもたまに「真夜中のデパートを一人で警備する」夢を見る。フロアの電気を付ければいいのに、真っ暗な中を懐中電灯で歩くもんだから怖くてしょうがないという。
世にも奇妙な物語にありそう、と思ったら
ありました。
日常
日時: 2012年01月04日 23:03
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