とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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冬の停電キャンペーン
[日常] 原発のことはニュースが多すぎてあまり耳に入っていなかったのだけど。
気づけば今年の冬は90%の原発が「止まっている」とのことで。やればできるじゃん、というか、裏を返せば原発というものは絶対に必要なものではなかったのだろう。ファッション的な意味合いでしか無かったというか。
表面上は火力や水力よりも安価で生み出せたり、環境にも良いということで推し進めてきたんだと思うけど、実際のところ環境リスクは言うまでもなく、コスト的にもそんなに差は無い(というかコストはむしろ高い説)らしいし。
原子力12.23円、火力9.9円、水力7.26円(大島堅一・立命館大教授)
結局、夜間にも稼働しなきゃいけない分だけ原発はコストが掛かってしまうのだとか。ニュースを見てないからこういう情報も自分にとっては新鮮です。
で、まあ僕は震災被害を実際に受けたわけではないし、正直なところ原発に対して現実的な怒りは沸いていないのだけれど、何となく騙されたよなと思うのは夏の停電・節電だ。あれは一体なんのキャンペーンだったんだろう。やるならちゃんと冬もやったほうがいいと思うのだけど。
「90%停止したので、もう完全停電です!皆さんカイロでしのぎましょう、イヤなら原発を動かしましょう!」みたいな感じで。
冬にキャンペーンをやらないのは、実際に止めると死ぬ人が出てくるからでしょうな。
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日常 日時: 2011年12月24日 23:42 |
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