とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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お風呂に入ってピリピリする
[日常] 先日、ゆずをもらったので風呂に浮かべていた。
湯船に浸かり考え事をしながら、ゆずを手玉のように転がしていたところ、無意識のうちにギュッと絞るような感じで握ってしまい、しばらくしてから全身がピリピリと痛みだした。
ゆず湯はもちろん初めてではないが、全身(特に太ももとか尻)がピリピリと痛み出したのは初めてだった。まるで無数の小さな針で刺されているかのような痛み。何が起こったのか分からず、湯船を出てシャワーで流しても一向にピリピリは収まらない。
風呂上がりにネットで見たところによると、どうやらゆずの「リモネン」という成分が油分を取ってしまうそうで、湯船に浸かっていたぼくの肌の粘膜が思い切り剥ぎ取られた格好になっていたのだった。
今、ぼくの下半身は、粘膜が無い。
さすがは何でも載ってるYahoo!知恵袋だと思ったが、中には「原因不明でピリピリしますがどうしたらいいでしょう」という同様の問いに対して「ヘルニアを疑ってください」とか「帯状疱疹ではないですか」などという答えで埋め尽くされているものもあった。
いい加減な答えは余計に事態を複雑にする。せめてぼくは、ここに辿り着いた方のためにひとつ納得してもらえるような答えを書いておこうと思う。
「全身の粘膜がはぎ取られたのではないですか?」
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日常 日時: 2011年12月13日 23:22 |
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