とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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ニヤニヤ男に念を送る
[日常] たまにニヤニヤ笑いながら歩いている男がいる。
もともとそういうちょっと変な人なのか、思い出し笑いみたいなことでニヤニヤしているのか分からないが、たぶん後者のパターンの方が多いと思う。そういうとき、
「お前の今思い出してることは、ぜんっぜん面白くないから」
と、なぜかケンカ腰の念を送ってしまう。一方で、ニヤニヤしている女性はあまり見かけないというか、女性が笑ってるときは耳にイヤホンをしている時が多いので、一様に「録音した伊集院のラジオを聴いている」と解釈している。
車内の携帯電話が迷惑なのは声の量ではなくて「自分の世界を公共の場に持ち込む空気の読めなさ」だと思っている。友達同士である程度大きな声でしゃべっても許されるのは会話の内容が公けになっているから。
携帯電話もニヤニヤも、その秘密性が周りを苛立たせるのだ。
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日常 日時: 2011年12月02日 23:06 |
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