ジーニアスバー再襲撃
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[日常] 昨日、またもやiPhoneが故障した件の続報。

突然圏外になって「アクティベーションが必要です」と表示されたままウンともスンとも言わなくなるという症状だったのだが、その表示を無表情で見つめ、特に心を乱すことなくApple Storeのジーニアスバー(修理窓口)を予約した。

ところが、昨晩は何度電源を入れようとしても無理だったiPhoneが、出掛ける前になって元気になってしまった。修理に出す直前で直ってしまう「修理あるある」だ。これではジーニアスバーに行ってどうしたかと聞かれても「今は直りました」と間抜けなやりとりになってしまう。

まあ、どちらにせよ突然圏外になるのは何かがおかしいわけだからその要因だけでも聞いておこうと、銀座のApple Storeに行くことにした。すると、着いて順番を待っている間に突然「圏外」になった。症状が出てくれたのだ。そのままジーニアスにも状況を説明すると、混んでいたせいもあってすぐに新品交換の手続きに移っていった。

「再度の交換となってしまい、すみません・・・」とジーニアス。

確かに5月に契約してからもう3台目。すべて保証期間内だからいいものの、これから安定してくれるのだろうか。ぼくはこれまで10年以上、携帯を紛失したこともないし、水没させたこともない。物持ちはそんなに悪い方じゃないのに、iPhoneだけはどうも相性が悪いようだ。ただ、こんなに壊れてるのに、それでも不思議と「iPhoneはすぐ壊れる」という印象にはなっていなくて。

交換の手続きで店員が離れている間、隣の客の相談内容が耳に入ってきた。「(iPhoneを)買ってそんなに経たないのだが、バッテリーの消耗がものすごく激しい。異常だ。一日一回充電しないと持たないんだ」とのこと。

残念ながら、それは普通である。

ジーニアスも「そうですか・・・ん~・・・」と言いながら、渋々Macにつないでバッテリー検査をしていたのだが、「この通り、通常の状態で問題ないと出ています」と画面を見せて説明。それでも客は「いや、だから一日に一回充電しないともたないんだよ!」と語気を荒げる。

たぶんこの客はそれまでスマートフォンではない携帯を使っていて、バッテリーが3日も4日ももっていたのだろう。それを最近iPhone4Sとかにして「減りが早い、おかしい」と思いこんでいるのだ。

ジーニアスの対応を見ていると、客の言い分がちょっとおかしくても「顧客の不満を和らげることが何よりも優先」となっているらしい。「テストの結果は通常ですが、減りが早いとのことですので、新品に交換させていただきます。ただ、こちらの商品はだいたい一ヶ月後ぐらいの入荷になってしまいまして・・・」と言い終わらぬうちに、

「いいよ、やってよ、替えて!」と言っていた。

もう何が何でも替えないと気が済まないと言った感じなのだろう。ただ、この客はあと一ヶ月待って交換したとしても、iPhoneの仕様を改めて気づかされるだけである。


日常 日時: 2011年10月30日 23:49 | 

とくおNOW

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