フライングルールはナンセンス
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[日常] 昨日から世界陸上が始まっている。



100m決勝でボルトが一回目のフライングで失格になった。個人的には陸上なんて準決勝までの試合は書類審査でいいんじゃないかと思っているが、そこを律儀にこなして決勝まで来たのにフライングで一発失格とは本人もやりきれないだろう。そこを厳しくすることぐらいでしか、ゲーム性(逆転性)を増す方法がないのだ。

以前は二回目にフライングをした人が失格になっていたが、まあそれも何だかなあというルールだ。結局、周りにプレッシャーを与えるために一回目にわざとフライングをする人が増えたらしいし。

厳密なことを言えば、ピストルの音だって近い人と遠い人で差が出てしまうのだから公平ではない。ぼくが陸上連盟のお偉いさんだとしたら、「おのおの好きなタイミングでスタートしてよい」とルールを改編する。

争うべきポイントは「記録(タイム)」なのだから、クラウチングスタートの時に使っている足置きみたいなところから足が離れたら計測を開始して、ゴールするときまでの時間を一人一人計れば良い。お気づきだと思うが、別に一緒に走る必要はないのだ。

朝8時にボルトが来て、サッと走って9秒台を出して帰っていく。

朝10時にライバルが来て、サッと走って10秒台を出して帰っていく。

まあ、こんな風に「100m決勝に出られる方は9時から18時までの間に走ってきてください」みたいな感じで良いのだ。なんだか健康診断みたいだ。

ぼくはこういう方が理にかなっていてカッコイイと思うのだが。


日常 日時: 2011年08月28日 23:37 | 

とくおNOW

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