とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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びっくりうどん
引き続き神戸のホテルに宿泊している。
自分の宿泊している階に行きたいときにはセキュリティ上、エレベーターの内部でカードを差し込んで、読み込まれたら階数ボタンを押す、という仕組みになっているのだが、
最初にホテルの人が見本を見せようとしたらうまく読み込まれず、「あれ?あれ?」と言っているうちに宿泊階を通り過ぎ、フロント階まで下がっていった。
カードを読み込ませる呼吸みたいなものがあって、なかなか難しいのだ。
そんなこんなで、昨日から外出するときには当然エレベーターに乗っているわけなのだが、今日はおばちゃんがカードを差し込んでも、うまく行かずにもたもたしていた。
このままでは希望の階を通過してしまうと思い、「ちょっと貸してください!」とカードを奪って差し込み、ギリギリのタイミングで階数ボタンを押した。
おばちゃんには深々と礼を言われたのだが、セキュリティの観点から言えばめちゃくちゃだな、と思った。
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[日常] ふらりと入ったうどん屋で、びっくりうどんを注文した。
さて、どんなことでびっくりさせられるのかと期待して待っていたのだが、運ばれてきたのは普通に天ぷら、きつね、温玉が乗った、量もいたって標準の温かいうどんだった。
さすがに全然びっくりしなかったが、食べている途中でそもそも自分のびっくり基準が高いことに気づいた。どんなうどんだったら驚いたのかと改めて思い返してみると・・・。
■とにかく大盛り(3~4人前)でびっくり。
■かき揚げとかの具材がタワーのように積み重なっていてびっくり。
■出汁が沸騰するぐらい熱くてびっくり。
■食べている最中にどんぶりから手がザバッと出てきてびっくり。
■うどんの麺が実は長い一本でびっくり。
■麺が真っ黒いうどんでびっくり。
■そもそも、うどんじゃなくてびっくり。
まあ、「びっくり=おいしい」とは限らないしな・・・と納得して平らげたのでした。
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日常 日時: 2011年05月04日 23:51 |
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