とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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天皇陛下ゆかりの品
[日常] 大阪の実家に帰ってきた。
夕食後、両親がテレビで流れている「トイレの神様」をいい雰囲気で聴いていた。「きたきた!」みたいな感じだった。それだけでも驚いたのだが、さらに「ここの部分が歌いにくいのよね・・・」と母。
聴いているだけではなく、歌っているのか。
東京で暮らしていると、なんでこんなものが売れるんだろう(流行るんだろう)?と思ったりすることもしばしばだが、実家に帰ってくると「世の中ってこうなのか・・・」と現実を思い知らされたりする。
「大衆」とは何か、分からなくなったら実家に帰ることにしよう。
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ぼくが生まれて30年以上経つが、その間ずっと実家に存在し続けるものがある。
■熊の木彫り(鮭をくわえているやつ)
■謎の博多人形
■謎の亀の置物(1メートルぐらいある)
■謎の金の杯(5、6枚重ね)
■ウイスキーの瓶(5,6本)
うちは父の転勤で引っ越しの多い家庭だったが、それでもずっと捨てられなかったものたちである。それらは特に大事にされていた様子もないし、むしろどの家でも和室に無造作に放置されていた。そんなものたちが、今もなお存在し続けている。
ちなみに謎の金の杯(さかずき)は、ガラスケースに収められており、今日初めて気づいたのだが「天皇陛下即位50周年」と書かれたプレートが添えられていた。即ち、昭和50年に何らかの理由で我が家にやってきた杯である。
確かに、捨てにくい。
何故、天皇陛下にまつわる記念品が我が家にあるのか、この謎は30年ぐらいかけて、気が向いたときに解いてみたいと思う。
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日常 日時: 2011年05月05日 23:00 |
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