新人でもベテラン顔で
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[日常] バス停がえらくゆがんでいた。



こんなところにも地震の影響が・・・と思ったが、よく見ると柱の真ん中あたりに衝撃痕のようなものが残っていた。バイクか自転車かが当たったのだろう。地震のドサクサに紛れて逃げたのかもしれない。

バスを待っている間に、何度も「教習車」と書いたバスが通り過ぎていった。新人運転士が研修として指導を受けているのだろう。当たり前の話だが、バスでもパイロットでも喫茶店の店員でも医者でもマッサージ師でも、研修を終えたら必ず「最初の接客」を迎える。そしてたいていの場合、客としてはその人が「最初」であることに気づかない。

バスの運転士も最初はドキドキするのだろうと思った。ぼくが運転士ならあたふたして停留所を2,3個飛ばしてしまうかもしれないし、次のアナウンスを流すのを忘れるかもしれない。走っている時に両替を求められたらパニックになるだろう。

客としては「最初」であることを知らされない方がいい。「どうも、機長の徳尾です。機長になって初めてのフライトですが、フレッシュな気持ちで頑張りますので、よろしくお願いします」とか言われても不安になるだけだ。

プロとして最初の一歩を踏み出す人が多い季節ですが、是非、ベテラン顔でがんばってほしいものです。


日常 日時: 2011年04月27日 23:28 | 

とくおNOW

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