とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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3700万円の生活は贅沢なのか
[ニュース] 東電の役員報酬が50%カット。海江田産業相「削減、足りない」
役員の平均報酬が3700万円というから、とても高給なんだなというのは一般市民の感情だが、その一般人の感覚で「削減が足りない・甘い」と責め立てるのは何だかなーと思ったりもする。
ぼくらが急に途上国に送られて生活しろと言われても(おそらく)耐えられないのと同じように、役員も長年かけて平均3700万円の生活になっているわけだから、急に「年間500~700万円でも暮らせるだろ!」と言われても現実的には厳しいはずだ。それは贅沢をするとかしないとかの単純な問題ではなくて。
あと中には「無報酬も当然」という声もあるそうだが、そんな扱いで働く人がいるわけないだろう。何かの拘束力があって無報酬で働かなければならないとしたら、それは労働ではなく、奴隷だ。
結局のところ、金額は人それぞれによって感覚が違うので、比率だけを公表すればよかったのだ。一般のサラリーマン(私たち)が給料を50%カットされたらどうだろう。・・・その感覚で十分だ。
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日常 日時: 2011年04月28日 23:49 |
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