歩いて帰りたくなる病
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[日常] 飲んで終電を逃すと、たまに「歩いて帰りたくなる病」が発病する。

どう考えてもタクシーで帰れば20分ぐらいなのに、酔っているのでなんでか気持ちが大きく(?)なってしまって「まあ、歩いて帰れるな」と簡単に考えてしまうのである。今日もそうだった。

歩くと1時間半くらい掛かるので、しばらく歩いた後にその無謀さに気づいてタクシーで帰ろうとも思ったのだが、今諦めたら歩いた分が無駄になると思って我慢して続行してしまった。酔っているので節目節目で適切な判断が出来ていないのだ。

そうこうしているうちに、雨が降ってきた。

夜中になんで雨に打たれながら歩いているんだろう、タクシーに乗ればいいのに、乗ろうか。いや、まだ歩くか。ちっさいことをグルグル考えながら歩いていると、ジーンズに雨が染みこんで足が重くなってきた。

過去、学生時代には同じように酒に酔って自宅に帰る際、あまりの遠さに途中で気持ちが萎えてしまい、警告シールがぺたぺた貼ってあるような捨てられた自転車を拝借したことがある。そのときは2,3回ペダルを踏んだ後にバランスを崩して茂みに突っ込んでいった。飲んでいるので適切な判断が出来ていないのだ。

今晩も、そこらに放置されている自転車に目を奪われながら、乗りたい、窃盗はいかん、窃盗はいかん、と酔った自分に理性のムチを打ちながら、全身びしょびしょになって家に帰ってきた。

飲んだらタクシー。今後は肝に銘じたいと思います。


日常 日時: 2011年04月22日 23:45 | 

とくおNOW

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