とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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四月生まれが有利かどうかという話
[日常] 生まれ月が学業やスポーツに影響を与えるか、という話題がある。
4月2日生まれと翌年4月1日では一年の差があるため、学業やスポーツに関して能力差が生まれやすく、将来的な学歴やプロスポーツ選手の割合などに影響を与えているかもしれない、とのこと。
周りより早く成長することで能力的に差が生まれる→それが成功体験となってやる気が伸びる→高い教育を受けられる→能力が伸びる、というような仕組みらしい。
ぼくは4月2日生まれなので学年では先頭で生育的には有利だったハズだが、学業もスポーツも特にその恩恵を受けることなく、苦々しい少年時代を送っていた。4月生まれを実感できたのは、常に背が一番高かったことぐらいである。
むしろ子供心にも「4月生まれは成長が早い」と感覚的に悟っていただけに、余計なプレッシャーを感じて空回りしていたようにも思う。そんなこんなで紆余曲折あって大学に入学したわけだが、既に語学のクラスで自己紹介をする頃には4月3日とかで、ぼくは20歳になっていた。
そして前の席の女の子は、「私は4月1日生まれなので、先日18歳になりました」と言っていた。
え?この子、飛び級?と思ったが、違った。一番遅く生まれて現役だから18歳。ぼくは生まれが早い上に浪人したから20歳。別に誰も悪くないのに、それだけでブルーな気持ちになった。
能力の高い4月1日生まれが最高、ということだけは確かでしょう。
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日常 日時: 2011年04月09日 23:39 |
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