とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
« ロボコップの時代を生きる僕ら
|
メイン
|
野球のキャンプはキャンプか。 »
大連からの便り
[日常] 先日、見知らぬ番号から電話が掛かってきた。
取ると、こちらの名前を確認した後に早々、外国語なまりで「明日でMXXXX(聞き取れず)のサポートが切れる、ドウスル?」と言ってきた。え?何?何の話?と思ったが、どうにか聞き取ったMで始まるこの記号が、二年前実家の父母のために買ったPCの型番ではないかと予想した。
そして、この人は大連(中国)にあるDELLのサポートセンターの人だな、と。
ちなみにそのサポートとはどんな保証なんですか、と聞いてみたところ「そのサポート、明日で切れマス」と回答。うん、明日で切れるのは分かるんだけど、そもそもどういう内容なんだっけね、と。保証で分からないなら、内容でどうや!と。
「継続スルなら一万円で、二年間デスネー」と返ってきた。ダメだ。向こうペースだ。もしかしたら録音なのかもしれん。まあ、想像するに今までは二年間の無償修理保証か何かに入っていたということなのだろう。
とりあえず保証を継続するにしても何にしても、父母の判断が必要だろうから一旦態度を保留することにして、「確認します」と言って電話を切った。そして父母に連絡すると「もうええわ」という事だった。
次の日、ほぼ同じ時間に「ドウスル?」と掛かってきた。もう友達だ。
「持ち主である父母に確認したところ継続する意思はないとのことです」と伝えたところ、「・・・それでドウシマスカ?」と返ってきた。長々と言ったため結論が分かりにくかったようだ。そこでもう「NOです。NO」と勢いで言ってみたところ、「OKデス。アリガトウゴザイマシター」と言って電話を切った。
結局最後に通じたのは英語だった。通じたと思う。うん、通じたはずだ。あとはもう、継続されていないことを願うばかりだ。
Tweet
日常 日時: 2011年02月25日 23:05 |
パーマリンク
« ロボコップの時代を生きる僕ら
|
メイン
|
野球のキャンプはキャンプか。 »
とくおNOW