半額にしたのに、すっげえマズいと言われた店
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[日常] この正月はグルーポンのおせち問題などがありましたが。

このようなフラッシュ・マーケティングに実際どれ程の効果があるのか知らないのだが、先日テレビでやっていたグルーポンの特集でも、企業側の担当者は「半額以下でもまずは製品(サービス)を体験してもらうことが大事」と言っていた。確かにせっかく良い製品(サービス)を持っていても、体験者が増えなければその後のクチコミも増えていかない。

ところで最近、近所にモンテローザ系列の居酒屋がオープンして「オープンから3日間は全品半額」というキャンペーンを実施して、開店時間には店の外に長蛇の列が出来るほど活気に溢れていた。

ところが数日後、たまたま居酒屋の前を通りかかると、向こうから歩いてきた男性二人が「ここさあ、すっげえマズいんだよ」と言いながら通り過ぎて行った。ぼくはその店に行ったことは無かったのだが、この偶然のクチコミを聞いて「マズいのか・・・じゃあ行かないな」と決意した。

グルーポンにしろ、この居酒屋にしろ、半額で客の間口を広げるのはいいが「全額でも、もう一度体験したい」と思わせるのは、それはそれでハードルの高いことだと思う。

店にとって都合のいいクチコミを抽出して、世間に広める仕組みまでないとね。


日常 日時: 2011年01月03日 23:25 | 

とくおNOW

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