とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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トマト鍋の作り方
[日常] そういえば先日、テレビで森久美子がオススメ鍋を紹介していた。
彼女は料理が得意らしく、自宅でも舞台の楽屋でも親しい人たちに振る舞ったりするらしいのだが、その日は「トマト鍋」を紹介していた。
作り方をイチから実演していた森さんだが、途中途中で「ここでジンジャーエールを入れます」とふんだんに投入したり、これでもかと塩こしょうを振りかけたり、生牡蠣を取りだしてそのまま入れるのかと思いきや、「ダメダメ、これはおろしニンニクと炒めてうまみを閉じこめるのよ」と言って油でしっかり炒めるなど、だんだん雲行きが怪しくなってきた。
その後も特注のウインナーや餃子などを豪快に盛りつけ、最後にニンニクのスライスフライ、くるみフライ、オニオンフライを大量に振りかけて「よし!」と鍋を閉じていた。
トマト鍋というか、森久美子の作り方を見ているような気がした。
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最近、家に使わなくなったコンポやテレビ、動かないノートパソコンが2台ある。
家の人にも、近所に家電回収車的なものが廻ってきたら呼び止めて持って行ってもらってくれ、というようなことを言われていたので、燃えプロをやりながら(まだハマってます)のんびりとした日常を送っていたところ、例の廃品回収のアナウンスが聞こえてきた。
今まで焼き芋とか廃品回収車とかを呼び止めたことは無かったのだが、いざ出てみると全然遠いところを走っていて、自分もちょっと本気を出してトラックに駆け寄った。
「コ、コンポがあるんで」と言って家の前まで来てもらうことに。
いざコンポの段ボールを開けてみるとスピーカーしかない。はて、本体はどこに行ったのやらと思っていると「スピーカーだけでは有料になりますね・・・一式だと無料なんですが」と、まあ、そうだろうなと思う答えが返ってきた。
じゃあまあ、コンポはいいとしてテレビはどうだろうかと思っていたら、引き取るサイズによって値段が違うということで「ちょっとインチを見させてもいいですか」とリビングをのぞかれた。
燃えプロの静止画面を見られた。
結局テレビを持ってもらおうと思っても財布に1000円しか無くて、パソコンもデータを移し替えなきゃと思って、すべての引き取りを断念した。業者さんにとってはとんだ無駄足を踏ませてしまった。
「あいつ、昼間から燃えプロなんかやりやがって」と吐き捨てたことだろう。
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日常 日時: 2010年12月06日 23:51 |
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