我がインターネットの夜明け
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[日常] インターネットを初めて体験したのは高校生の時。

兄が京都の大学に入って一人暮らしを始めた頃、夏休みに大阪から遊びに行ったときに「これがインターネットだよ」と見せてもらったのが初めてだったと思う。

何か検索してみな、と言われて初めて打ちこんだワードは「うんこ」だった。

自分の引き出しにあった最初の言葉がそれだったわけだが、検索結果はスカトロだとかSMだとかいう刺激的な一覧が表示されて兄弟で気まずい思いをした。

自分史におけるインターネットの夜明けがこんなものとは思わなかった。


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もし自分が見知らぬ土地にパラシュートで降り立ったら・・・と想像することがある。

日本は7割が山岳地なので、だいたい山に降りる。山中に降ろされても結構怖いが、夜、新幹線に乗っていても、名古屋を出て神奈川に入るぐらいまでは景色が真っ暗だったりするので、「こんなところで急に降ろされたら、間違いなく泣くな・・・」とよく思う。そんな、一人で勝手にゾッとする遊びだ。

最近はGoogle Mapで、このパラシュート遊びをするようになった。地球もほとんど海なので、目をつぶって身を放り出すとだいたい太平洋に落ちるのだが、今日はこんな場所に降り立った。


果てしなく続く一本の道。


後ろを向いても地平線のみ。

ああ、怖い。道があるところに降り立っただけ幸運と言えるのだが、まわりに針葉樹林が見えるだけで、自分がどこにいるのかまったく分からない。少なくともここに道を造った人がいる、ということぐらいだ。

ちょっとズームを下げてみると、カナダのずいぶん北の方であることが分かった。


カナダの北の方。

少し地図をアップすると、


もう寒いのか何なのか、土地がぐちゃぐちゃしている。

ここから果たして自力で日本に帰ることができるのか、そんなシミュレーションをして楽しむのがこのパラシュート遊びだ。


日常 日時: 2010年11月08日 23:54 | 

とくおNOW

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