とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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サイバーな男
[日常] デニーズで仕事をしていた。
隣のテーブルで就活中の男と、その相談に乗ってあげている女(おそらくその男のゼミの先輩か何かで、恋愛関係にもある)がいたのだが、男の声がデカくて、聞きたくもない話を全部聞かされた恰好になった。
・男はアメフト部。
・男の志望先は電通、サイバーエージェント、Google、テレ朝、テレ東、など。
・志望動機は全社共通で「でかいことやりたいんだよ」
・それじゃ通らないと諭されて「華流ブーム(中国?)を作りたい」と訂正。
・実はエントリーシートは、目の前の女が書いている。男は口頭で指示。
・面接で「ぼく」と言ったけど余裕で通過した、と自慢。
・「サイバーエージェントの社長、初めて見たけどかっこよかったわ!!!」
こういったファミレスみたいな場では、あまり女性の声は気にならないが、性欲パニックを起こしている男(異性の前で無意識下にアピールしてしまい、一種のパニック状態になっている男)の声は本当にデカくて迷惑だ。
男はひとしきりエントリーシートを書かせた後、これからサイバーのグループディスカッションがあると言って席を立ち、「チューしていい?(小声)」「いやよ!こんなところで!」と一つ会話を交わして去っていった。
隣に居たぼくが突然席を立って殴ったらすごいびっくりするだろうなと思った。
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日常 日時: 2010年02月25日 19:17 |
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