ピーマンとロブスター
TOPへ


[日常] 本日のスーパーです。



「焼肉・ステーキ!」と言われても、目の前にあるのはピーマンのみ。

この肉アピールは一体なんなんだろう。「あの・・・添え物にどうすかねえ・・・」ということか。もっと自信を持ってピーマンの魅力を伝えたほうがいいんではないだろうか。

立ち上がれ、ピーマン。

・・・まあ、ステーキが紹介されるのは、青椒牛肉絲も、肉詰めも、他の具材が安いからなんでしょうねえ。


------------
レッド・ロブスターに行った。



生け簀の中に大中小にランク分けされたロブスターが、死刑宣告を待つ囚人のごとくひっそりと押し込まれていたのだが、店員さんに「お好きなロブスターをお選びください」と言われて、うわー、逆の立場だったらこんなに怖いことはないな、と思った。

自分がロブスターだったとする。客が生け簀をぐっと覗いてきて、まじか、まじか、こっち見てるの、どうなの、と思っているうちに「これにします」と言ってくるのだろう。超怖い。

落語でもよくある話で、海で知り合いだった貝が、別々に釣り上げられて同じ料亭で再会するとか、生け簀の中で一番長く生きている魚が「いかに店の主人に釣られないように目線を外すか」ということを後輩に説いたりする演目がある。

よく考えたら、「レッド・ロブスター」のレッドが指すのは、茹でられた後の状態だ。ロブスターの間でも、この店が恐怖の象徴になっていることは間違いないだろう。


日常 日時: 2009年07月20日 21:31 | 

とくおNOW

  • tC[摜