とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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30センチ
[日常] ご無沙汰していました。
心がなんとも遠く離れた、ラスベガスに行っていました。6月3日(水)より、弊団の9ヶ月ぶりの新作舞台「リアル・ラスベガス」が開幕します。
運命を信じる人も信じない人も観に来てください。
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電車の下、ギリギリ30センチの幅で助かる人っているだろう。
よくニュースなどで見る、酔っぱらいが線路で寝てしまって轢かれたけど運良く生き延びましたっていうやつだ。
で、たまに自分の肉体と照らし合わせてそのことについて考えるのだが、どう考えても30センチってきつい気がする。お腹とかよりも、むしろ鼻だ。横に寝たときに、よく分からないけどたぶん鼻って危険な高さだと思う。
酔っぱらって線路に寝てしまった自分を思い浮かべてみる。死が迫っていることも気づかず、呑気に線路をベッドにしているぼく。そんな時、向こうからやってくる電車はやがてぼくの上を高速で通過、
そして強烈な鼻フック。
この長い歴史、30センチを境に生き延びた人、死んでしまった人がいると思う。30センチと言わずに、電車は50センチぐらいの幅を持たせて作ってくれても良いんじゃなかろうか。
なぜ、そんなギリギリなのだと。
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日常 日時: 2009年06月02日 00:14 |
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