とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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嘘つき村と正直村
[日常] 懐かしい話題ですが、うそつき村と正直村の話というのがありますね。
うそつき村の住民は嘘しかつかないし、正直村の住民は本当のことしか言わない。それぞれの住民はお互いの村を行き交い、混ざっている。
そのような条件下で、旅人がそのどちらかの村に着いた際、ひとつだけ質問をしてそこが「正直村」なのか「嘘つき村」なのかを判断するにはどうすればよいかという問題。
問題の説明だけで何行も稼いでしまったが、さておき。
たいていの級友は「ここは正直村ですか」という類の質問をしていたが、それでは正直な人と嘘つきな人の意見が分かれてしまって判別できない。
そんな中、うんうんと思い悩んだ挙げ句に「お前はどうせ嘘つきなんだろう!」と誹謗中傷をしただけで、なんの解決にもならない質問をした友人がいた。こういう、いろんな物を無視した考え方って素敵だなあと思う。
ちなみに正解は「あなたはこの村の住民ですか?」と質問すればよく、「YES」と答えるならばそこが正直村、「NO」と答えるならばそこが嘘つき村と分かる。
実際のところ、そこが正直村なのか嘘つき村なのかは人に質問するまでもなく、町の景色を見れば一目瞭然なんじゃないかと思う。八百屋と書いてありながら文房具を売っていたり、時計が指している時間も全然違ったり。
エイプリルフールといえば、毎年思い出す話です。
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日常 日時: 2009年04月01日 22:34 |
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