とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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涙のコーンスープ
あっという間に三月が過ぎ去ろうとしている。
とにかく寒い。結局のところ、日本のちょうど良い季節(温度)は5月と10月の二ヶ月間しかなく、他は暑いか寒いかで過ごしにくい。
「日本に四季があっていい」というのは何か暗示に掛かっているとしか思えない。
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[日常] 近所のミスドが改装のために2週間ほど閉店していた。
久しぶりに行ってみると内装はほとんど変わっておらず、おそらくキッチン周りの設備が変わったのだろう。メニューを見ると刷新されていた。
ナンドッグセットなるものが新しくできていたので咄嗟にそちらのメニューを指さしたのだが(ナンドッグとスープと珈琲)、よく見るとそれは日中の通常メニューなので、スープをやめればもっと安い朝メニューがあることに気が付いた。
「あ、別にスープはいらないな」と思い、店員に声を掛けようとしたのだが、既に後ろを向いてコーンスープのパウチを開けていた。
あ・・・。
温めてもらっている間に改めてメニューに目を落とすと、朝セットはナンドッグと珈琲で350円なのに対し、今回ぼくが注文したのは650円のセット。朝セットに300円も足してわざわざコーンスープを付けた計算になる。おれは無類のコーンスープ好きか。
嗚呼、300円でいったいどれぐらいのワクチンが買えただろう。そんなことを思い浮かべることもなく、ぼくは涙のコーンスープを飲み干した。
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日常 日時: 2009年03月31日 11:13 |
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