とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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悲劇的な日
今日は3月20日。1995年に地下鉄サリン事件の起きた日。
同日、ぼくは中学三年生で公立高校の合格発表日であり、不合格だった日としても思い出深い。
朝の10時に正門付近の掲示板に張り出されるとのことで、ぼくは少し遅らせて11時頃にのそのそと電車に揺られながら高校に向かったのだが、学校に着く前に向こうから同じ中学の秀才グループみたいな人達が帰ってくるのが見えた。
彼らはぼくの結果も知っているのだろう。あまり話したくない。
お互い顔は知っているレベルで、向こうはにこやかに談笑している。受かったのだろうか。そう思いながらすれ違う瞬間、彼らはぼくを見て会話が止まった。
落ちたんだと思った。
帰りに外人のダンスミュージックのCDを買って、家で聴きながら今後の人生について考えていた。その後サリンのニュースも見て、なんだか悲劇的な日だなぁと思った。
ちなみに買ったCDは「EUROGROOVE♯3」。小室哲哉プロデュースだった。
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思い出 日時: 2009年03月20日 12:01 |
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