とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
« 満員御礼
|
メイン
|
人肌 »
牛角
課長の勤続25年のお祝いをするとのこと。
それはおめでたいことだし、僕も今日は予定がないので参加することにしたのだが、「今日、場所はここだからね」と見せられたチラシには、牛角と書かれていた。
課長、パワフルっすね。
---------
[会社] 新しい部署に来て引継がれるものが多い。
今日も課長に「ちょっとこれを引き継いで」と別室に呼ばれて、資料の説明をひとしきり受けたのだが、その最後に「ところで君、有休が残り0.5日だよね・・・」と指摘された。
そう、僕が10月までに持っているお休みは0.5日だ。昨日の撮影で一日減った。
思い切って事情を話し、こういうことなんでそろそろ決断を下さないといけないとは思っていたのですが・・・ということを伝えたところ、
「それはまあ、ドラマの方を断るしかないでしょうね。休みはどうしても工面することはできないから・・・。実際、自分の中でどっちのプライオリティが高いの?」
と言われたので、「ドラマです」と答えたところ、
「・・・あ、そうなんだ。」
と、しばしの沈黙と、春のぽかぽか柔らかい空気が会議室に流れた。
これって、恋愛シーンにおいて「アイツ(男)が好きならあっちに行け!」と啖呵を切ったらアイツの方にいっちゃった、みたいな感じと似てるかもしれない。
ぼくとしてはどっちも好きだから、私のためにケンカしないでって感じだ。違うか。
Tweet
会社 日時: 2008年04月25日 15:08 |
パーマリンク
« 満員御礼
|
メイン
|
人肌 »
とくおNOW