とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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取り返しのつかないメール
[会社] 部長から内線で「緊急でちょっと時間を取って欲しい」と言われた。
ちょっと手が離せなかったので「後ではまずいですか?ご用件はどのような?」と聞いても、電話では言えないから早く来て欲しい。とのこと。
部長の席まで行くとまた違う小部屋に通された。だいたいこういうことが起こるとぼくは自分が何か不祥事を起こしたのかぐるぐる頭を回すのだが、今回はそうではなかったようで、
「社内のメールサーバーにはどれぐらいの期間、メールが残るのか」ということだった。
どれぐらいの期間残すかは、個人のメーラー設定による。その旨を伝えたところ、「メールが溜まっている人は分かるのか?君は中身を見られるのか?社員番号で判別できるか?」と矢継ぎ早に聞かれた。
ひとつでもハイと答えたら、部長、胸に銃を忍ばせていませんか。
以前も関西の事業所で同じようなことがあったが、たぶんまたなにか知られてはまずいメールを送っちゃったんだと思う。送ったら最後、「今のナシナシ!」とできないことを、まだわかってない人がいる。
いや、私には中身まで見ることはできませんのでよく分かりませんが・・・と言うと、「それじゃ、そういうことで」と言って小部屋を出て行った。
何がしたいかよく分からなかったが、殺されずにすんだと思うことにしよう。
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会社 日時: 2008年02月03日 23:49 |
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