とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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故郷
数日間、長崎に行っていました。
今回は親戚の通夜と葬式に参列するためでした。自分の仕事の良いところは、いざとなったら好きに休みにできることです。悪いところは、いざとならなくても休みになることです。
自分には故郷と呼べる土地がないので、昔から変わらぬ風景が心地よかったです。
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紙の本より、Kindleのほうが一気に最後まで読める気がします。
紙の本はどうも途中で本を持ってることに疲れてしまったり、ネットしてしまったりして中断するけど、スマホで読んでいたら、そもそも途中でネットに浮気することもないし、下に読んだページが何%と表示されていて、あとこれぐらいか、と分かりやすい。
もしかしたら、すごく薄い本ばっかり読んでいるのかもしれないけど。
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最近読んだ本です。
・カルマ真仙教事件(上・中)
オウム真理教事件を公安警察の方向から追った物語です。偽名から元の人物が分かるし、当時の背景がよく分かります。あの大きな事件が起きる前に、随分マークされていたんだなあと興味深いです。
・僕がコントや演劇のために考えていること
ラーメンズの小林賢太郎が創作する際に考えていることなどが書かれたエッセイ。表現者としての覚悟が綴られている。こういう風に仕事をきちんと真面目にとらえて、積み重ねていける人が大成するのだなあとしみじみ。僕はどうしても創作以外のことが気になってしまうけれど、うまく自分をコントロールする方法を見つけなければいけません。
・映画脚本100のダメ出し
今年、とても大変苦労した映画があった。それはあまり僕の本の善し悪しとは関係ないところの苦労だったけれど。脚本といえば台詞を書く仕事、という側面が大きいけど、建築で言うところの最後の装飾に近いと思う。基本の設計がうまくいっていないとしっかりした家が建たないように、脚本も全体の構造を組み立てるのが一番難しい。自分がそのダメ出しをできないとだめだなあと思って買った本です。言い回しがアメリカンで鼻につきます。
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日常 日時: 2017年09月28日 22:22 |
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