とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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概念
[日常] 風邪ぎみのような。
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先日、劇団員・鈴木の財布をなにげなく手に持ったら、ハラハラと砂のように崩れてカードが床に散乱しました。
見た目は財布だったけど、あれはもう財布としては全く機能していなくて、もはやそこに存在していたのは財布という『概念』でした。よく、風水とかを信じている人は、それはお金が寄ってくる財布、寄ってこない財布、などと言いますが、いや、ホントにお金が入ってくるイメージから対極にあるシロモノでした。
お金があればいい財布が買える、とふつうは後手に考えがちですが、先手に回るべきでしょう。なんせ、概念ですから。
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「日の本一の大悪党」が今週、幕を上げました。
スタッフの一人として参加させてもらっています。いつもは作や演出という役割で芝居に関わることがほとんどですが、今回は演出補ということで、また違った角度からものごとを見る必要があって、でもいまいち気が利いておらず。自分が今まで正しいと思って書いていた本のこと、演出のことを自己検証する機会になりました。
ちなみに現場では演出家に呼びかけるとき、今日子さんと呼んでいます。「まあ、頭の中ではいつもキョンキョンだ……と思ってるんですが」とご本人に話したところ、「キョンキョンって呼んでもいいんだよ」と。……どうでもいいですね。東京は来週いっぱい、月末には神戸公演があります。
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日常 日時: 2016年06月12日 23:59 |
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