とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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生きてて良かった
[日常] 今日、外見からして怪しいラーメン屋に入ったんです。
すると案の定、お昼時だというのにお客さんは誰一人としていなくて、奥からじいさんが出てきた。その時点でちょっと帰ろうと思ったのだけど、それも悪いので「味噌ラーメン」を頼んだら、5分ぐらいで出てきたのは、まるで味噌汁に麺が浸かったような、限りなく薄いラーメンだった。
ああ、これは久しぶりにハズレをひいてしまったなァと思っていたのだけど、その時テレビでやっていた徹子の部屋で、ゲストの小籔千豊のトークが面白くて、ラーメンそっちのけで見入ってしまった。これはこれで他の店に入っていたら見ることがなかっただろうから、総じて良かったと思うことにした。
物事に失敗するとついつい「違う方法を取れば良かったかも」と後悔しがちだけど、そっちはそっちで食中毒にあうかもしれないし、客と喧嘩して殴られるかもしれない。いいふうに転がるとは全然限らないのだ。
オススメの思考法ですが、「あーこっち選んで失敗したなぁ」と思ったときも、「他の選択肢ではもっと悪いことが起きていたかもしれない。生きてて良かった」と思うことにしては如何でしょうか。
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日常 日時: 2013年07月04日 21:30 |
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