とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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スポーツ組織のリスクマネジメント
[日常] 「全柔連・上村会長辞任せず。改革に取り組む」
辞任しないのは、「今やめたらヤバイ秘密が漏れる」「おいしい利権を手放すのが嫌」「自分のせいで起こったことではないので実感がない」などネットではいろんな憶測が飛び交っているけれど、こういった悪質な事情以外には、主にこんなことが考えられるのではないだろうか。
「何もしないまま辞めるのは負けた気がして嫌」というスポーツ心理。
相撲協会などもそうだけど、選手のOBが執行部を組織している団体はかなり危うい。彼らは競技のスペシャリストであって、運営のスペシャリストではないから仕方がないことだけど、特に問題が起こった時のリスク・マネジメントに弱いことは皆さんもご存知の通りだろう。ピンチが起こった時には「自分の力でなんとかする」「最後まであきらめない」という発想がこびりついているのかもしれない。
きっと最初の頃は「競技引退者のための再就職先」ぐらいの位置づけだったのだろうけど、そういうことなら広報や・競技指導的なセクションに限るべきだろうし、運営や会計のペンを持たせるほうが間違いであり、虐待である。
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日常 日時: 2013年03月15日 02:02 |
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