とくお組
2003年慶應義塾大学の2つの劇団(劇研・創像工房in front of.)のOB・現役を中心に旗揚げしました。主にコメディを作っており、宇宙船の機関室や画家の脳の中といった「非日常」世界で、キャラクターたちの心理や言動は「日常的」に描くという作風です。HPにて主宰・徳尾浩司の会社員コラム連載中。
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一人暮らし
[日常] 今日は近所の大学の合格発表だったようです。
僕は12時ぐらいに大学図書館に来たのだが、その頃も受験生はちらほらいた。きっともう結果は知っていて、家を探すついでに記念に見とこうか、ぐらいの感じなのだろう。
僕も家を探す時に、新入生でごった返す大学生協に張り出された下宿の間取りを見ながら、適当なところで「これにします」という感じで紙を剥がして受付に持って行った記憶がある。
たかが貧乏学生の一人暮らし。普通の家を探すみたいに何軒も見るわけではなく、紹介された家に行って、そこで待っている大家さんと話して、じゃあよろしくお願いします、みたいな感じであっという間に決めた。
その時にトイレのドアが開きにくいとか、今にも家全体が崩れ落ちそうだとか、コンセントが少ないとかっていう欠点には気付いていたけど、問答無用という空気だった。(ぼくはいつも丈夫な天井に縁がありません)。
そのまま大学生活の4年間はその家で過ごして引っ越したのだけど、数年前にその家の前を通ったら、もうアパートは取り壊されて空き地になっていた。「新しいアパートに建て替えられていたらシャクだなあ」とは思っていたが、まさかなくなっているとは思わなかった。
家というものは、取り壊されて空き地になると「こんな狭い敷地に住んでたのか」と改めて思い知らされる。あ、まあ、狭い家に住んでいる者限定の感想だけど。
今はGOOGLE MAPとかで生家を見ることもできるけど、昨日見た限りでは、生まれ育った福岡の家はまだありました。
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日常 日時: 2013年03月07日 23:51 |
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